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明大レスリング部のあゆみ
 


ずば抜けたセンスを持った心優しき男

〜 石田 昭 〜
 中央大学への進学が決まっていた石田は、全国高校ナショナル選抜の一員として参加したアメリカ遠征から帰国した際、空港からレスリング部の和田、松本、斉藤先輩らによって生田の合宿所へ連れられ、そのままレスリング部へ入部、明治へ進学したというユニークなエピソードを持つ選手だ。

高校時代、インターハイ、国体の両方の優勝経験を持つ石田は、明大レスリング部でも1年時からレギュラーの座を獲得、その非凡な才能を開花させていった。バランス感覚に優れ、センスの良い選手だった、と当時を知る部の同級生、先輩は□を揃える。また「重量級だったが、フットワークが非常によく、動きはまるで軽量級の選手のようだった」と称するチームメイト の声も。鉄壁の守りと、低い位置から相手の懐に飛び込むタックルには定評があったという。

部の朝練で時おり行われるソフトボールの試合では俊足ぷりを発揮。部の仲間からは、人気漫画「巨人の星」の登場人物になぞらえ「生田のオズマ」と称されたというエピソードも残されている。

胃腸が弱かったせいか体質的に太ることができなかった石田は、試合前の減量とも無縁で、74kg級の試合に出場してはその実力を存分に発揮した。

厳しい練習を離れれば、部の仲間と共に生田のパチンコ屋に通うなど、大学生活を楽しんでいた石田。その一方で「酒はあまり強くなかったな」と、当時を懐かしむ仲間の声も聞かれた。

1年時、大学の「ミスター明治」選出イベントでは決勝まで残ったが、自ら「恥ずかしいから」と辞退。同級生に「やさしくて繊細な部分がある」と称された石田らしいエピソードだ。とはいえ決勝まで残るほどに「逆三角形の身体で色が黒くて精悍だった。ボディピルの選手よりも筋肉質の身体をしていた」のだとか。

明大レスリング部時代に全日本での優勝経験はなかったが、そのずば抜けたセンスは部のメンバー全員が認めるところだった石田の存在は、今でも当時の仲間たちに語り継がれている。
 
合宿所にて
同期部員と談笑する石田(右から2人目)
 

 

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